ブシャール結節
ブシャール結節とは
ブシャール結節とは、指の第2関節(PIP関節)に、痛みや腫れといった症状が起きるのが大きな特徴です。
ブシャール結節は、ヘバーデン結節と同じ「指の変形性関節症」です。
・ヘバーデン結節:指の第1関節に発症
・ブシャール結節:指の第2関節に発症
「変形性関節症」は、膝や股関節などではよく耳にすることがあると思いますが、指の関節にも表れます。
西洋医学では、原因を特定できておらず、手を良く使う人に発症し、使いすぎにより軟骨がすり減り変形していく病気です。とくに女性に多い疾患です。
間違いやすい病気に「関節リウマチ」があります。
症状が似ているため、見分けることがとても大切です。
正確な検査が必要ですのでリウマチ専門医のいる病院で診てもらいましょう。
ブシャール結節はどの様な症状が表れるのか?
※丸い円の箇所:第2関節
にブシャール結節はできる
<ブシャール結節の症状>
主に第二関節部分に症状がでます。
・指が痛む
・関節が腫れる
・赤みを帯びる
・骨が変形する
などがあります。
※リウマチの場合には、第二関節だけでなく第一関節にも、また、全身の関節にも症状がでます。
(稀にブシャール結節やへバーデン結節と、リウマチを併発している場合もあります)
その他にも、
ブシャール結節になると、「手がこわばる・浮腫み・グーパーがやりにくい」などの症状が出てきます。
「雑巾を絞ることができない」「字を書くことが不便」と訴える患者さんもいます。
このようにブシャール結節は、痛みがひどくなるとできないことが増えてきます。
第2関節を痛くて曲げられないということは、家事や趣味、仕事など、日常に支障をきたすことが多くなるのでとても深刻な問題です。
また第1関節のへバーデン結節と、第2関節のブシャール結節をどちらも発症している患者さんもいます。どちらも進行性の病気なので、放置して悪化すると骨が変形して元の指に戻ることが難しくなります。
ブシャール結節のホントの原因は何?
病院では、ブシャール結節の原因は不明と言われます。
指の使い過ぎや老化と説明されることが多いでしょう。
ですが、東洋医学では、その原因がわかっています。
指関節、骨の病気に影響を及ぼしている原因 ⇒ 腎臓とヘバーデン結節の関係
ですので安心してください。
原因がわかっているので、ブシャール結節も解消することができます。
ブシャール結節は3つのポイントに気をつければ良くなります。
一般的には、病院でブシャール結節とわかると次のような治療があります。
・痛み止めの飲み薬、塗り薬、貼り薬
・注射
・手術 など。
手術まで行うことは少ないのですが、指が激しく痛んだり、指が曲がらない場合、「関節固定術」という手術が行われることもあります。
これは指の関節がもっとも機能しやすい位置に固定する手術です。
それでも、手術を悩まれる方には、痛み止めの薬などでの対処療法を続けられ様子を見ながら過ごされる方が多いようです。
※根本からブシャール結節を治すには?!
骨の病気は"腎臓のストレスを減らす"と治り始めます。
ポイントは3つ。
1.体のゆがみをとり、硬くなった胸郭に弾力がついてくると良い
2.腎臓に負担をかける食べ物や飲み物は控える
3.ストレスをかけない
この3つに気をつければ、「ブシャール結節」も改善していきます。
ブシャール結節にも有効
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